Uber Eats(ウーバーイーツ)と出前館の違いを徹底比較!ユーザー視点、配達員視点からおすすめしたいフードデリバリーを紹介
近年フードデリバリーサービスの需要が高まっています。特に注目されているのがUber Eats。
フードデリバリーサービスの王道となっています。
それに続き有名なのが「出前館」です。フードデリバリーでよく見るこの2つですが、それぞれ手数料や特徴にはどのような違いがあるのでしょうか。
ユーザ、配達パートナーから見てどちらを活用すべきか特徴や手数料について解説していきます。
Uber Eatsの特徴
フードデリバリーサービスの代表格と言えばUber Eatsです。Uber Eatsは外資系企業が運営しているサービスです。
固定の配達スタッフを雇う必要がなく、近くにいる配達パートナーに店舗側が配達をお願いできます。
飲食店側では配達スタッフを用意する必要はなく、初期費用を抑えられるため一気に広まったサービスです。
現在も対応エリアは拡大中であり、現在も加盟店が増え続けています。
出前館の特徴
出前館は日本発のサービスです。テレビCMを見かけることも多いのではないでしょうか。
出前館は飲食店のデリバリーだけでなく、スーパーの配達サービスなども担っており日常生活で使える便利なデリバリーサービスとなっております。
フードデリバリーサービスは日本にいくつか展開していますが、Uber Eatsと並ぶのは出前館だけではないでしょうか。
ユーザーから見たUber Eatsと出前館比較
料理を注文するユーザーから見た場合の、Uber Eatsと出前館の比較をしてみました。
配達エリア
Uber Eats
主要都市のみ
出前館
47都道府県
配達エリアについてはUber Eatsよりも出前館の方が圧倒的に広いです。Uber Eatsの47都道府県でサービス展開しており利用範囲が増えてきています。
しかし、県庁所在地等の中心地から少し離れた郊外では利用できないところも多いのが事実です。出前館は、日本全国幅広い範囲で利用できるので県庁所在地が離れた郊外でも注文することが可能です。
Uber Eatsや、出前館の配達エリアを確認したい場合にはこちらから確認できます。
Uber Eats
▲https://www.ubereats.com/jp/location
出前館
▲https://demae-can.com/search/address/area/
加盟店舗の数
Uber Eats
150,000店舗以上
出前館
100,000店舗以上
加盟店舗(提携しているお店)の数は、圧倒的にUber Eatsの方が多いです。
Uber Eatsはフードデリバリーサービスとして一番メインとなっているため、主要都市での加盟店舗数が圧倒的に多いです。
フードデリバリーやゴーストレストランを始めた際に、店舗がまず最初に加盟するサービスとなっています。
メニューの値段や手数料
Uber Eats
料理の値段はやや高め
Eatsパスがあると送料無料
出前館
料理の値段は安め
基本的な手数料は安い
配達スピードや配達員の対応
Uber Eats
配達員は多いが、その分クレームになることも多い
出前館
配達品質は評判が良い
事前配送スタッフが多いため雨の日でも安定している
配達の品質やスピードは配達員によるので一概には言うことができませんが、ネット上ではUber Eats配達員に対するクレームがやや目立つようです。
Uber Eatsは登録するハードルが低いため、誰でもすぐに登録でき働くことができます。そのため不慣れなスタッフが配達を対応した場合、ミスが起きやすくなるようです。
出前館の配達員は、Uber Eatsと同じく業務委託契約のほか、自店舗の配送スタッフや出前館が雇っているアルバイトがあります。
しっかりと教育が行き届いている分、出前館の方が配達品質は評判が良い傾向にあるようです。
繰り返しになりますが、配達品質は配達員によるのであくまでも参考程度にしてください。
配達員から見たUber Eatsと出前館の比較
フードデリバリーサービスの配達パートナーとして働く場合に見た、Uber Eatsと出前館の比較をしてみたいと思います。
働き方の違い
Uber Eatsと出前館には働き方の違いがあります。
Uber Eatsは業務委託のみに対して、出前館はアルバイト日業務委託の契約があります。
アルバイトの場合は、出前館からの直雇用となりシフト制での勤務となります。
アルバイトはある程度決まった時間に働きたい人、業務委託は出来高制で自分の好きな時間に働きたい人に向いています。
Uber Eatsと出前館の配達単価
Uber Eatsと出前館、どちらも業務委託配達員として働いた場合の比較です。
出前館は固定で、Uber Eatsは配達距離により価格が変動します。
目安としては下記の通りです。
UberEats | 出前館 | |
1回の配達単価(目安) | 500円〜550円 | 東京:715円
その他:660円 |
配達の受けやすさ
1時間あたりの配達依頼件数については、若干Uber Eatsの方が多く受けやすい傾向にあります。
都心部はUber Eats加盟店も多いため、ランチタイムなどには依頼が集中します。
UberEats | 出前館 | |
依頼件数(1時間あたり) | 3〜5件 | 2〜5件 |
どちらが時給単価が良いか
1階あたりの配達単価が高いのは出前館ですが、1時間あたりの配達件数で考えるとUber Eatsの方が時給単価は高いと言えるでしょう。
UberEats | 出前館 | |
推定時給 | 1,600〜1,800円 | 1,500円〜2,000円 |
特に都心部に行くとUber Eatsと出前館の差は顕著になります。
とは言え、出前館が稼げないと言うわけではありません。どちらにも登録してみて自分が住んでいるエリアや、配達しやすいエリアで稼げそうな方を優先するのが良いでしょう。
また、業務委託契約の場合、出前館とUber Eatsにはそれぞれインセンティブ報酬があります。
Uber Eatsのインセンティブ
- ブースト
- クエスト
- ピーク料金
- チップ
出前館のインセンティブ
- ブースト
- キャンペーン
Uber Eatsのインセンティブ報酬について少し解説します。
■ブーストボーナス
注文が殺到するエリアに対して、そのエリア内で稼働した場合にいつもの報酬に一定額の倍率でプラスされる報酬です。■ピーク料金
注文が殺到する時間帯の需要に応じて、100円から400円ほどの範囲でプラスされるボーナスです。■クエストボーナス
アプリ内で定められた条件内で配達を完了した場合、件数に応じて追加で支払われる報酬です。
登録方法条件の違い
配達パートナーとして登録する場合の、UberEats、出前館の違いを比較してみましょう。
Uber Eats | 出前館 | |
車両 | ・自転車
・原付バイク ・125cc超バイク(事業用車両) ・事業用車両 |
・自転車
・原付バイク ・125cc超バイク(事業用車両) ・事業用車両 |
登録方法 | Webのみ、面接なし。 | Webのみで、理解度チェックテストあり。 |
年齢 | 18歳以上(高校生可) | 18歳以上(高校生不可) |
服装 | 制限なし | 上着:出前館から貸与される制服
ズボン:無地、黒など目立たないもの。ハーフパンツは不可 靴:スニーカーなど。サンダルは禁止。 |
掛け持ち | OK | OK。(バッグのロゴは隠す必要あり) |
保険 | あり | なし。必ず自分で加入する |
Uber Eats、出前館の大きな違いは服装にあるといえます。気軽に配達パートナーを始めたい場合はUber Eats方がお勧めです。
またUber Eatsの方が登録時に無償で自動的に保険が適用されるので、初心者でも安心です。
出前館で保険に入りたい場合は自腹で保険に加入する必要があります。これは自転車で配達する場合にも必要になります。
まとめ
今回はUberEatsと出前館の違いについて解説しました。ユーザー視点、配達員視点からそれぞれの違いをご理解いただけたでしょうか?
それぞれのサービスに特徴があり、一概にどちらが良い!とはいえません。それくらい両方ともに素晴らしいサービスです。
配達員として働く場合は、両方とも登録して実際に働いて比べてみるのも良いかもしれません。
今後も、大きく伸びていくフードデリバリーサービスとして注目したいですね!
このサイトでは、他にもゴーストレストラン運営に関する情報を発信しています。ぜひ他の記事もご覧ください。