ゴーストレストラン

飲食店×ゴーストレストランの成功事例。やり方次第で月商+100万円も可能

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飲食店を経営しながら売上を増やすためにゴーストレストランを始めようとお考えの飲食店オーナー様に向けて、当社のゴーストレストランフランチャイズに加入した店舗の成功事例を紹介します。

ゴーストレストランを始めるか悩まれている方は参考にしてください。

事例1:ゴーストレストランフランチャイズを変更して成功した中華レストラン

最初に紹介するのは、従来の飲食店にゴーストレストランをプラスして成功した事例です。

中華レストランを経営しており、当初は他社のゴーストレストランを導入していました。

しかし、売上の低迷やオペレーションの増加に対するサポート不足への不満などもあり、当社のゴーストレストランの導入を決定しました。

まずは1業態からスタートさせ、売上が好調であったため2業態へと増やすことを決断。その結果、業績は好調に推移し、月商は100万円を超えて、経営に大きなプラスとなっています。

ゴーストレストランのメリットとして、追加の費用を安く抑えることができる点があります。
通常、都内に飲食店を開業する場合は不動産賃貸料や内装費用などが必要になりますが、飲食店が副収入としてゴーストレストランを始める場合、既に存在する飲食店としての設備や人員を活用し、費用を抑えてフードデリバリーを開始することができます。

この成功事例で分かることは、中華レストランという既存の店舗に悪影響を与えることなく、ゴーストレストランによって複数の飲食業態を比較的簡単に展開可能なため、既存店の営業に悪影響を与えずに利益アップが期待できます。

事例2:クラウドキッチンを独立開業。4ヶ月で月商260万円

次に紹介するのはイートインスペースを持たない「クラウドキッチン」スタイルの店舗です。
こちらの経営者は大手飲食チェーンからの独立開業したタイミングで当社と契約しました。

クラウドキッチンとは、フードデリバリーに特化したキッチンスペースです。業務用キッチンや保管設備も初めから備わっています。

こちらの店舗は当初4業態で契約し、運営に慣れたタイミングで7業態へと増やしていき、4ヶ月後の月商は合計で260万円を超え、営業利益率も35%を達成するなど、順調な経営となっています。

クラウドキッチンスタイルのゴーストレストランは、飲食店がゴーストレストランを行うときとは違うコスト構造をしているので注意が必要です。

事例1で紹介した、既存飲食店に追加する形でのゴーストレストランを組み合わせた店舗であれば、人件費・家賃等の固定費は既存店の売上から支払い、ゴーストレストランとしての売上はプラスアルファとして考るため、ここから生まれた利益は上乗せ利益として受け取ることができます。

一方でクラウドキッチンスタイルの店舗は既存店のイートインスペースを持っていないため、人件費・家賃などの固定費はゴーストレストランとしての売上から全て支払う必要があります。

そのため、クラウドキッチンスタイルでのゴーストレストランは、飲食店が副収入としてやるゴーストレストランに比べて売上をあげる必要があります。

以上のことから、クラウドキッチンスタイルでの運営をおこなうのであれば、不動産を所有している等の固定費がかからない条件が整っていることが望ましいと言えます。

事例3:店舗で提供している食材を活用。海鮮丼屋で月商+100万円

最後に紹介する店舗の事例は、元々取り扱っている食材とゴーストレストランの食材を共通化することで成功した店舗です。

この店舗は既存店としてテイクアウトの海鮮丼を取り扱っています。そこへゴーストレストランとして業態を追加したわけですが、ここで実店舗で元々取り扱っている食材と共通の食材を使う業態を選択しました。

こうすることで、食材の在庫管理の負担が少なくなり、さらに食材ロスも減少しました。
また、オペレーションも既存の料理と共通しているため効率化させることができました。

売上に関しては1業態の追加でプラス50~60万の月商、利益も10万円ほど増加しました。さらに業態を追加することで月商100万円を達成した店舗もあります。

この事例のように実店舗で取り扱っているメニューと共通部分が多いメニューの業態を選択することで、従業員や設備に大きな負担をかけずに売上アップを狙うことができるのもゴーストレストランの大きなメリットとして挙げられています。

まとめ

今回は3つの成功事例を紹介することでゴーストレストランやクラウドキッチンの魅力をお伝えしました。

ここ数年の飲食店は新型コロナの影響で外食を控える流れに巻き込まれ、大きな低迷期に入ってしまいました。

そんな中で脚光を浴び始めた「フードデリバリー」を利用した食事という新たな市場が生まれ、その急拡大したフードデリバリー市場は新たな業態として、ゴーストレストランやクラウドキッチンを誕生させ、現在では飲食業界には欠かせない存在となってきています。

実店舗をお持ちの経営者にとっては追加コストを抑えて売上アップを狙えるチャンスであり、新規に飲食店に参入を考えている方には新規参入のコストを抑えた無理のないプランとして、ゴーストレストランを検討してみてはいかかでしょうか。

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