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UberEats (ウーバーイーツ)店舗側の手数料。発生コストを解説

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UberEats(ウーバーイーツ)でフードデリバリーをこれから始めようとされる店舗向けに、ウーバーイーツを利用するときにかかる手数料について解説します。

この記事を最後まで読んでいただくことで

  • UberEats(ウーバーイーツ)の手数料の仕組み
  • お店側にはいくらの手数料がかかるのか
  • UberEats以外のフードデリバリーサービスとの手数料の比較

がわかります。

これからUberEats(ウーバーイーツ)をメインにフードデリバリー事業を始めようと考えている場合は、ぜひチェックしてみてください。

UberEats(ウーバーイーツ)で発生する手数料

UberEatsは店舗側、利用者側の両方から手数料を発生させています。上記図の通り、店舗側からはサービス料金・配達代行の費用として、売上の35%の手数料が必要です。

利用者(注文者)側にはサービス料金・配達費用として、注文金額に応じて手数料が発生します。

また、店舗側は直接UberEatsに手数料を支払うわけではなく、UberEatsが飲食店の代わりに徴収した代金から手数料を差し引いて店舗に振り込む仕組みとなります。

UberEats(ウーバーイーツ)店舗側にかかる手数料

店舗側がUberEats(ウーバーイーツ)利用時に発生する手数料は、以下の通りです。

  • 初期費用
  • サービス利用手数料

それぞれ順に解説します。

初期費用

飲食店やゴーストレストランがUberEatsを利用する際は、登録手数料として初期費用が発生します。

必要な初期費用額は5万円で、30回分の週払いとなります。初期費用には注文受付システムの登録・利用や専用タブレットの貸出などの費用も含まれております。

また、初期費用はUberEatsに出店後に売上から差し引かれる仕組みとなります。

1週あたり1,667円以上の売上が発生している場合は自動的に差し引かれるものの、売上が上がっていない場合は徴収されることはありません。そのため、売上が上がっていない時は初期費用を考えることなくサービスを利用できます。

サービス利用手数料

店舗側がUberEatsを利用する際は、初期費用の他にもサービス利用手数料が発生します。サービス利用手数料は一律35%と定められており、商品代金をもとに算出されます。

例えば、1,000円の商品を販売した場合は「(1,000円(商品代金)×0.35)×1.1(消費税)=385円」が手数料として発生します。つまり、1,000円の商品を販売すると、店舗側に入ってくる売上は615円です。

また、UberEatsの手数料設定は競合他社と同程度の数値となるため、特別高めに設定されているわけではありません。

サービス利用手数料には、配送コストやシステムの利用料金が全て含まれているため、運営上必要経費と言えるでしょう。

UberEats(ウーバーイーツ)利用者側にかかる手数料

この章では利用者(注文者)側の手数料について解説しています。店舗側の情報だけ見たいという方はスキップいただいて大丈夫です。

利用者側がUberEats(ウーバーイーツ)利用時に発生する手数料は、以下の通りです。

  • 配送手数料
  • サービス手数料
  • 少量注文の手数料

それぞれ順に解説します。

配送手数料

UberEatsの利用者側は、商品を注文する際に配送手数料が発生します。基本的には50円〜550円の間で決定しますが、配送手数料は具体的な金額が決まっておらず、以下5つの要素で決定します。

  • 店舗から配達場所までの距離
  • 配達場所付近の配達パートナーの数
  • 注文店舗の混雑具合
  • 注文時間帯
  • 天候状況

上記の通り、配送手数料は注文時の状況によって異なります。

例えば、店舗と配達場所までの距離が近く、パートナーの数が十分な場合は配達手数料がやすくなりがちです。一方、店舗と配達場所が近く、パートナーの数が不十分な場合は配達手数料が高くなります。

さらに、注文する時間帯が12時〜13時・18時〜19時のピークタイムや悪天候な場合は、配達距離に関わらず手数料金額はアップします。

サービス手数料

サービス手数料とは、UberEats利用時に必ず発生する手数料です。注文商品の合計金額に対して10%のサービス手数料が加算されるため、金額が高くなるほどサービス手数料額はアップします。

ただし、サービス手数料の金額は350円が上限です。350円以上の手数料が発生することはなく、合計5,000円の注文をした場合でも、手数料は350円となります。

少量注文の手数料

UberEatsは利用者の注文金額が少数な場合、少量注文手数料が発生します。UberEatsは1円からでも商品を注文できますが、合計金額が700円未満の場合は150円の手数料がかかります。

注文金額が700円未満の場合は、追加注文した方がお得に利用できる可能性が高いです。決済前に合計の注文金額をチェックしておくと良いでしょう。

UberEats(ウーバーイーツ)手数料を踏まえた値付けの仕方

UberEatsでは、売上金額に対して35%がサービス利用手数料として発生します。つまり、効率的に利益を発生させるためには、UberEatsのサービス手数料を踏まえた上で値付けすることが重要です。

例えば、オーダー合計金額が2,000円の場合は「(2,000円(商品代金)×0.35)×1.1(消費税)=770円」が手数料金額です。ここから「2,000円-770円=1,230円」が純粋な売上となります。

UberEatsで設定する金額は、手元に残したい売上金額の1.6倍で設定しましょう。
そうすると、手数料を除いた金額が欲しい金額になります。

 金額備考
希望する売上1,000円メニューの料金を1000円にする場合
UberEatsに掲載する金額1,600円ここから手数料35%=560円が差し引かれる

 

(1600 × 35% = 560)

手数料を除いた自社の売上1,040円自分たちの手元に残る売上

もちろん、実際には自分たちが希望する売上金額だけでなく、同じエリアで出店している他社の設定金額を見ながらメニューの金額を調整しましょう。

その他フードデリバリーサービスと比較した時の手数料比較

UberEatsのサービス手数料は35%ですが、同じフードデリバリープラットフォームである出前館・woltはどの程度の金額に設定されているのでしょうか。3社の手数料金額を下記にて比較してみました。

 UberEats出前館wolt
初期費用50,000円20,000円36,300円〜51,700円
3ヶ月間のトライアルあり
サービス手数料売上に対して35%自店で配達する場合:10%

 

配達代行を依頼する場合:25%

デリバリーの手数料:売上に対して30%

 

テイクアウトの手数料:売上に対して20%

上記表では、手数料が一番抑えられるフードデリバリープラットフォームは出前館、高いサービスはUberEatsであることがわかります。ただし、全国で加盟店舗・利用者数が多いサービスはUberEatsになります。

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まとめ

以上、UberEats (ウーバーイーツ)店舗側・利用者側の手数料や発生コストについて解説しました。

UberEatsは、店舗側・利用者側のいずれからも手数料を徴収する仕組みです。店舗側は売上に対して35%の手数料が発生するため、手数料を踏まえた値付けを行う必要があります。

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