ゴーストレストラン

クラウドキッチン、ゴーストレストランとは。定義の違いを解説

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ゴーストレストランやバーチャルレストラン・クラウドキッチンなど、今飲食業界には、これまでなかった形態のビジネスが作られています。

これらのカタカナ単語を初めて聞く方にとっては、言葉の意味が少しわかりづらいのではないでしょうか。

そこで本記事では、現在飲食業界で広がりを見せつつあるこれらのビジネス用語について解説します。

それぞれの売上構造を事例と共に紹介しますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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ゴーストレストラン、バーチャルレストランとは

ゴーストレストランとバーチャルレストランは意味していることは同じです。

ゴーストレストラン、バーチャルレストランいずれもフードデリバリー(出前)に特化した飲食業態を指します。

どちらも、UberEatsなどのフードデリバリーサービス上に複数のフードデリバリー専門店を出し、一つの事業者(お店)がUberEats上に中華料理店、タイ料理店、カレー店など、複数の業態をUberEats上に掲載することで、さまざまな客層から注文を受けることを狙ったビジネスです。

フードデリバリーに特化したお店をOPENすることで、実店舗営業しつつ「副業」として別のお店をインターネット上で展開できます。

ゴーストレストラン、バーチャルレストランのいずれも既存事業と並行して効率的に売上を伸ばすことが可能です。

ゴーストレストランの売上構造事例

ゴーストレストランの売上構造を具体的な事例を交えて紹介します。下記は、2021年あざみ野(神奈川)にOPENした、実店舗業態が中華料理屋の月間売上事例です。

期間2022/3
店舗あざみ野店
月間売上¥842,570
月間支出¥661,246
月間粗利¥181,324
営業利益率21.5%

ゴーストレストランとしての出店は初めてで営業利益21%以上を達成しています。提供したメニューは「ポキとサラダの専門店FreshDays」「台湾ルーロー飯魯肉飯店」の2つです、十分利益を発生させています。

また、発生した支出の項目は以下の通りです。

  • PF手数料
  • 広告費
  • 仕入(食材)
  • 仕入(包装)
  • ライセンスフィー

上記支出が発生したとしても、180,000円以上の粗利が出ています。初めてゴーストキッチンとして運営を始める場合でも、XKitchenがOPENや運営をサポートするため、無理なく運営を続けられるでしょう。

クラウドキッチンとは

クラウドキッチンとは、ゴーストレストランやバーチャルレストランに特化し、客席やイートインスペースを無くしたキッチンのことです。

シェアキッチンと同じ意味で使用されており、ゴーストレストラン運営時に活用することで、効率的に商品の提供が可能です。

多くのクラウドキッチンは月額制のサブスクリプションで貸し出しています。キッチン設備がすでに整っているため、内装費や備品費などのコストは必要ありません。

最大限コストを抑えてゴーストレストランを運営できる点が、クラウドキッチンのメリットと言えるでしょう。

クラウドキッチンの売上構造事例

クラウドキッチンの売上構造を具体的な事例を交えて紹介します。
下記は、2021年五反田でOPENした、実店舗業態がクラウドキッチンの月間売上事例です。

期間2022/3
店舗西五反田店
月間売上¥2,614,529
月間支出¥1,689,300
月間粗利¥925,229
営業粗利率35.4%

営業利益率は35%以上となり、月間売上は260万円以上にのぼります。クラウドキッチンを使用し、ゴーストレストランに特化することで、複数のフードデリバリー専門店を開くことで売上を増やしています。

導入後は4業態からスタートし、業務に慣れてきた2ヶ月目には3業態を追加しています。XKitchenのみと契約し、4ヶ月目には月商260万円を達成しています。

用意できるメニュー数も多く、上記事例の場合は7つの商品を展開しています。ただし、飲食店がゴーストレストランをするときと違い、クラウドキッチンの場合は家賃が発生するため、その分売上を高める必要があります。

補足ですが、フードデリバリーの売上を増やすには、フードデリバリーに特化したメニュー作りが肝です。

以下の記事でフードデリバリーにおけるメニュー作りのポイントを解説しているのでよければこちらも参照ください。

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まとめ

以上、現在飲食業界でひらがりを見せつつあるこれらのビジネス用語について解説しました。
新型コロナウイルスの影響により、実店舗メインで運営している飲食店は大きな打撃を受けています。

実店舗メインの営業だけではなく、飲食店の運営スタイルをゴーストレストランに変更することで売上拡大が期待できます。

XKitchenでは、ゴーストレストランの運営ノウハウを提供しながらOPENサポートが可能です。最短2週間でスタートできますので、ゴーストレストランの開業を検討している場合は、XKitchenへぜひご相談ください。

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